Tシャツの のお金の使い道 IN ウガンダの孤児院NEWTOPIA

スマイルアースプロジェクトのお金の使い道が一部決まりました。
それは、孤児院の経営する学校の修繕と塗装、さらに壁の一面に世界地図を描くことです。
なぜここでお金を使うことに決めたのか、葵が学校修繕と塗装の理由、よっしーが世界地図を描くことになった理由を書きました。


[孤児院の経営する学校の修繕と塗装をする理由]

現在かまうさんという日本人のかたが一人で、この孤児院と学校を運営しています。
ただし、援助がほとんどなく、このままでは孤児院の経営自体があぶなくなっています。
かまうさんは20年間、ウガンダで孤児院を運営しています。
アフリカをどうにかして救いたい、ずっとそんな熱い思いを抱え、本当に長い間ひとりでがんばっている方です。

1年に一度日本に出稼ぎに行き、そのお金でウガンダの子どもの援助をしています。
ただ、もうすでに高齢のため、出稼ぎにいっても仕事がみつからなくなってしまいます。

孤児院を存続させるためには、一緒に運営している学校に生徒を集め、お金を得る必要があるそうです。
もちろん孤児たちの養育費、教育費はかまうさんが持っているので、孤児たちから学費をとることはできません。
よその村の学校や、国境の近いタンザニアから生徒を呼ぶことができたら!というのが今の願いです。
そのためには年季が入り、ぼろぼろになってしまった校舎をきれいにする必要があります。
校舎が汚いせいで、こんなぼろぼろの学校は信用できないと、父母に言われることがあるそうです。

かまうさんは非常に教育熱心な方で、貧しいアフリカを変えるような子どもを育てたいという素敵な夢を持ち続けています。
しつけは厳しく、そのおかげで孤児たちの自立心が強いです。
よく働き、よく学び、人を尊重することのできるすばらしい子どもたちが育っています。

この学校でたくさんの子どもが学んでくれたら、アフリカの未来もきっと良くなる、一緒に暮らしてみて心から思いました。

ここには電気もガスも水道もなく、本当に貧しいけれど、豊かな緑があり、未来のある子どもたちがたくさん暮らしています。
孤児たちには学校がなくなったら、未来の選択肢がありません。
日本に生まれた私たちには、たくさんの選択肢がありました。
でも、彼らは生まれたときから貧しく、教育を受けなければ物乞いになるしかありません。
仕事なんてウガンダにはほとんどありません。
5歳以下で死ぬ確立が20パーセント以上です。
だからウガンダ人は子どもをたくさん生み、生き残った子どもに自分の面倒を見させています。
ここでは大人が偉く、ほとんどの子どもは大人の使役の対象だそうです。
3歳くらいの女の子を父親がレイプすることもめずらしくないそうです。
そんな中で育つ子どもは、かわいそうを通り越して悲惨です。
こういうことが当たり前の世界だと、子どもたちに思ってほしくはありません。

子どもたちに未来の可能性を残してあげたい、そんな思いで、校舎を修繕し、きれいにさせていただくことにしました。
校舎がきれいになることで、生徒が集まり、学校の運営、孤児院の運営が続いていくことが私たちの願いです。

 

[世界地図をプレゼントした理由]

ウガンダの孤児院生活。
寄宿生の子どもたちは皆、両親がいない。
それなのに何で?というぐらいに明るい子どもたちばかりだった。
そう思わせているのもこの学校のステキなところだと思う。

この子たちのために何ができるだろうか?

そんなとき、学校の壁をもっとキレイにしようか?何てことを漠然と言っていた。
ウガンダでは見栄っ張りの人が多く、やはりキレイなところというのは人も集まりやすいとのこと。
さらに英語が国語となっているウガンダでは、スワヒリしか話せないタンザニアから留学生も期待できるとのこと。
タンザニア国境から20キロほどしか離れていないこの場所ではその期待値も高い。
学校の運営が経済的に厳しいなんて話しも聞いていたことから経営側としては、壁の修復はかなり重要なポイントのようだった。

でも、なんかなぁ・・・。

学校の運営ってのは当然一番重要なことで、それがなくなったときに残された子どもたちはどうなってしまうのか?と考えたら学校の見栄えをよくするってのは必要な経費だと思う。
それはよくわかるんだけども、もうちょっと子どもたちの笑顔に直接的に働きかけるようなことがしたい。
正直、お金を出すことは簡単だけれど、プラスアルファで何かをしてあげたい。

それが素直な感想だった。


でもどうしようか??


そんなときに長期滞在のボランティアさんからたまたま何となく聞いた話し。

「前にさぁ、アフリカの地図を見ながら子どもたちが『うちの学校どこ??』って聞いてくるんだけど、アフリカの地図をウガンダの地図と勘違いしてて、その後もローカルなこと聞いてくるんだよね~。結局全部同じとこ指差すしかないんだよね~。

なるほどね。

ある程度大きな子は勉強してるかもしれないけど、そうでない子は地図なんてまともに見たことないんだろうな~。
自分がどこにいるかもわからない。頻繁にやってくる日本人がどこからやってきた何者かもわからない。
知っている国はサッカーが強い国とウガンダの周辺国。
そんな様子だった。

それでも地図を見せたらそれだけ食い付いてくるってことは、子どもたちはもっといろいろ知りたいんじゃないかなぁ?

こんだけ外国人(日本人)が来る施設だし、小さいうちから海外に興味を持つってことは子どもたちにとってもいいんじゃないかな?


じゃぁ、世界地図描くか。


壁一面に飛び切りデカイやつ!!


見た目にキレイで、世界のことがちょっとでもわかるようなやつを描いてプレゼントしたら喜んでもらえるんじゃない??

さらに嬉しいことにこの話しを進めている途中にNHK地球アゴラでご一緒させてもらった「お絵かき世界一周」の黒木君がここで合流してくれた。
彼も「いや~俺メモ帳に鉛筆でしか絵描いたことないから壁になんて描けるかな~」なんて言ってはいたが、彼が来てくれたことで俺達のモチベーションが一気に上がったことは間違いなかった。

と言うわけで、みんなが俺達に預けてくれたお金、ここで使わせていただきました。

大量のペンキと刷毛、ローラーを購入させていただきました。

それらを使わせていただいて、一つの形にしてきました。

描いている途中から、「あれ何?」「これ何?」「ウガンダどこ?」「日本どこ?」と壁の回りに集まってくれる子どもたちがたくさんいたことが本当に嬉しかった。

少しは役に立てたかな??

Tシャツ、ポストカード等を購入していただいた方々、寄付を下さった方々、本当にありがとうございました。

これからも応援よろしくお願いします。

よっしー