さて、少し前の日記でリサイクルのことを取り上げた。
今回はゴミの削減について。
ゴミの削減は3Rの中で最も効果的で重要だと言われている。
しかし日本ではまだ実効的で包括的な法律は未整備である。
誰もが知っている対策としてはレジ袋の有料化があるだろう。
07年8月、レジ袋を5円で販売し始めたいなげやでは、レジ袋を断る客の割り合いが8割を超えたそうだ。
仙台市が今年10月、一般ゴミの収集の有料化に踏み切る。
可燃ごみ45リットル袋40円、容器包装プラスチックが25円。家庭ゴミの総量を15%減らし、紙類のリサイクル量70%増量を目指すという。
全国1840市区町村のうち、すでにゴミ収集を有料化したのは約53%の973自治体。
多くは地方の市町村で政令指定都市では北九州、福岡、京都の3市だけである。
東京都の日野市では90年代、ゴミの量が急増し、共同最終処分場から締め出されそうになり、有料化に踏み切った。これにより、ゴミ収集量は99年から01年の間に45%も減り、資源回収量は逆に3.3倍になった。共同のダストボックス方式を自宅前収集に変えたことも分別の質の向上に役立った。中身の見えないダストボックスはゴミの無責任体制につながり、違反者の特定や指導が難しかったのだ。
さて、ゴミ減量については韓国の作戦が目覚しい。
家庭ゴミ収集を完全有料化(95年、有料化前はゴミの排出量に関係なく、住宅規模や所得税に応じて決められた手数料を払うだけだったが、完全に従量制に変わった)したほか、「1回用品(使い捨て用品)」を法律で禁止し、1人当たりのゴミの一般ゴミ排出量は10年で54%も減った。
有料化後に再びゴミの増えることはなかったという。
「1回用品」の規制は飲食店での紙コップ、スプーン、紙皿、割り箸などの使い捨て食器を全面禁止。
ホテルの髭剃り、歯ブラシも禁止。違反した事業者には最高300ウォン(約36万円)の過科が科せられるなど、内容が徹底している
テイクアウトの食品容器は規制の対象からはずされたが、主要なファーストフードチェーンは03年1月から自主的にテイクアウト容器にデポジットシステムを導入しているそうだ。
資源ごみや生ゴミのリサイクルも進み、ソウル市で99年度に30パーセントだった生ゴミのバイオマス資源化率は04年度に90%以上にも達した。
日本が見習っても良いアイディアがありそうだ。
さて、毎日出たゴミはどこに行くのだろう?
日本では埋め立てられたり、リサイクルされたり、ほとんどの人の目に付かないところに持って行かれるから、みんなあまりにも気に留めないゴミの行方。
だけれど、私たちは見てきた。
発展途上国でゴミの上に住まざるを得なくなった人々がいる。
プラスチックが自然発火し、発生するダイオキシンを吸い込みながら、赤ちゃんに乳を上げる母親がいる。
大きなポリ袋一杯に集めても、10円にしかならないようなゴミを集める為、ガラスの混ざるゴミの上を裸足で歩き、傷つきながらも学ぶことなく働く子ども達がいる。
もしもここに生まれていたら、私たちの年まで生きていなかっただろうというような地獄の風景。
使い捨て文化が発展途上国のゴミ山の問題、地獄の風景を生んだ。
彼らはものを包む時にはずっとバナナの葉を使ってきた。
ビニールが土に返らないことなど、彼らには考えも及ばなかった。
しかし、考えたところでどうなるというのだろう。
彼らにはそのような製品を、どう処分したらよいかという知識だってなかった。
そんな時に、自由貿易が途上国を豊かにするという神話を信じさせ、無理やり国境を開かせたのは先進国の私たちだ。
これからゴミの問題はどこに行くのだろう。
まずは自分の身の回りからゴミを出さないように考えていきたい。
消費者が使い捨て商品を買わなくなったら、商品を売る企業もきっと変わりだす。
世の中のゴミは減るだろう。
私たちは日本だけでなく発展途上国にもゴミを無害化させる技術やリサイクルの技術も伝えていかなければならない。
いつかゴミ山のゴミがなくなることを願って......。

