インビザライン・ライトとは？フル・GOとの違いとメリット・デメリット

インビザライン・ライトは、治療期間が最大でも5か月程度だといわれています。インビザライン・ライトが数年単位 で矯正期間がかかることを考えると、短期間で済む点も大きなメリットです。治療期間中も、透明のマウスピース を使うため、ワイヤー矯正のように目立ってしまう心配もありません。 取り外しも問題なくできるので、食事や歯磨きで不便さを感じることもなく快適に使える良さもあります。期間が短 いからこそ、忙しい人でも取り組みやすい矯正方法です。

インビザライン・ライトは、矯正にかかる費用が少ないメリットもあります。一般的なインビザライン・フルになると 100万円前後の費用がかかることになります。そのため、いくら必要な費用だとしても高いので迷ってしまう人もい ると思います。インビザライン・ライトは、65万円前後とかかる費用も安めに設定されています。そのため、費用を 抑えたいと考えている人にとっても、インビザライン・ライトはメリットを実感できるのではないでしょうか。

インビザライン・ライトは、すべての歯を動かすことができます。インビザライン・GOとたびたび比較されることがあ りますが、奥歯が動かせない点が大きく異なります。歯全体の噛み合わせを見直したいときにも使えますし、歯列 をひろげることもできます。前歯などの部分的な矯正ではない人になると、インビザライン・ライトのほうが使いや すいと思います。選択肢の広さも、インビザライン・ライトのメリットといえるのではないでしょうか。歯科医師の技 術によっても範囲が変わってきます。

インビザライン・ライトは、マウスピースの枚数が14枚までと制限があります。そのため、前歯だけでなく奥歯も動かすことができますが、難しい症例に適した矯正とはいえません。あくまでも軽度な症例に対して使われるものになるため、使えるかどうかは人によって変わってきます。14枚のなかでどのような治療を行うかは歯科医院の技 量によっても変わってきます。歯医者によっても使いかたが変わってくる点も、デメリットとして覚えておきましょう。

インビザライン・ライトは、14枚までの制限があります。また、歯医者によっては患者の歯並びをデータ化して、イ ンビザライン社から歯並びのシミュレーションが送られてきます。それに対して、指示改善を咥え作製する流れに なります。一から十まですべて手作業で作製するものではないので、最大限の性能が活かしきれているとは限り ません。14枚のマウスピースを最大限活かせる歯科医師も少なくなってしまう点もデメリットといえるでしょう。

インビザラインでは、マウスピースを追加してずれを調整する「リファインメント」の回数が2回までと決められてい ます。インビザライン矯正をしてみると、最初に計画した通りにいくものとは限りません。歯がずれてしまうこともあ るため、リファインメントで調整していく必要もあります。症例によっては2回以上の調整が必要になることもあるた め、追加回数に限りがある点はデメリットといえます。